(出典:日産HP)
この記事では
新型エクストレイルの
冬季環境での能力を徹底して
見ていこうと思います
Contents
SUV新型エクストレイル 雪道走行性能 4WDの威力!
走破とは走り通すことであり
走行性能の構成要素とは
・直進安定性
・加速性能
・最高速度
・ハンドリング
・ブレーキング
・登坂能力
・悪路走破性
・燃料消費率
・環境性能
これらの能力を加味して
その性能を統一的にどれだけ
まとまりのあるものに
作り上げているかで
判断されるものです
(出典:日産HP)
新型エクストレイルの走行性能を
圧倒的な走破性と操縦安定性を
確保したとうたっています
インテリジェント 4×4 標準装備
それが
インテリジェント 4×4 です
4WD車に標準装備されています
基本的なモード選択は
2WDモード
AUTOモード
LOCKモード
があって前後輪のトルク配分を
分けたり、独立させたり
自動的に選ばせたり
走行安定性を保つため
モードでタイヤ制御するシステムです
(出典:日産HP)
このボタンで
電子制御4WDシステム
インテリジェント 4×4の
モード選択します
■LOCKモード
前後輪のトルク配分を
約50対50に固定して
(出典:日産HP)
雪道での坂道スタートや
雪にはまったときの脱出などで
使い走破するためのモードです
■AUTOモード
雪上路面や悪路など
あらゆる路面状況に対応する
まさに自動で前後輪の動力配分を
してくれます
(出典:日産HP)
前後輪を100対0~50対50の
配分を自動でコントロールできるモードです
このAUTOモードは
通常の走行時は前輪駆動で走行するように
設定されています
■2WDモード
前輪駆動(2WD)で
街乗りや高速道の走行など
通常の市街地走行ができるように
配分を前輪にのみ固定するモードです
(出典:日産HP)
4WD車では
フルタイム4WDのものがあります
日産エクストレイルはフルタイム4WD
でなくモード選択によって
燃費の向上が期待できるシステムです
ビークルダイナミクスコントロール(VDC)
このVDCは
曲がり路で滑りやすいときは
横滑りを起こします
このVDCに搭載されている
・舵角センサー
・ヨーレートセンサー
・Gセンサー
からの情報を分析して
滑りやすい路面での安定した
コーナリングできるのが
ヨーモーメントコントロール
というものです
(出典:日産HP)
横滑りが起きないように
安定を維持し
立ち直らせてくれる機構です
リミテッドスリップデフ(ブレーキLSD)
VDCともう一つ
ブレーキLSDです
これは乾燥路面と滑りやすい路面が
混在しているときに
スリップしているタイヤに
ブレーキをかけて
グリップしているタイヤに
よりトルクを伝える機構です
片方のタイヤがスリップで
空転ばかりして
動けないときがありますよね
そんな時にこれが力になります
4WDと言いますと
四輪駆動で走破するRV車的な
イメージを持たれている方も
多いと思います
最近のRV(SUV)車は
この日産エクストレイルのように
雪上・凍結・未舗装・急坂など
に限らず
乾燥舗装路・高速道など
街乗り・市街地乗りなどの
通常使いもできて冒険もできる
あらゆる路面に対応できる
機構を持っています
(出典:日産HP)
利用範囲がずば抜けて広いために
人気が高まっていると思います
SUV新型エクストレイル ノーマルタイヤで雪上走行?
ノーマルタイヤで
雪上走行?
ノーマルタイヤで降ったばかりの
雪上なんかで走ることは
できる場合があります
スタート時はグリップしていても
坂道や圧雪路になり
凍結路になってきますと
トタンに動けなくなるのが
ノーマルタイヤです
(出典:日産HP)
昨今は突発的に大雪になって
道路で立ち往生している車と
渋滞の様子が報道されています
これが良い例です
回りにはいい迷惑ですよね
街乗りや雪の少ない地域では
スタッドレスタイヤや
チェーンを持たない
ユーザーが多いのです
このような事態を
起こさないために
無理は絶対しないことですね
特に2WD(FF)でも
動けなくなると思ってください
辛うじて動ける範囲が少し広いのは
4WDノーマルタイヤですが
勧められることではありません
(出典:日産HP)
4WDであっても
急坂で圧雪・凍結という場合は
まったく機能しません
4WDは雪上でも圧雪状態でない場合は
スタートできるという程度です
よしんば走れても止まれません
滑っていきます
なので4WDであっても
非難のために一時移動する程度で
必要最小限に留めるべきです
せめて、タイヤチェーンの事前準備を!
2WD・4WDであっても
スタッドレスタイヤを持たない方は
せめてチェーンを準備しておきましょう
これも突発的な大雪時には
ホームセンター売り場からチェーンが
すぐさま無くなっているのも
ニュースとなっています
日頃から事前に
積み込んでおきましょう
無ければ動かないことですね!
SUV新型エクストレイル スタッドレス&チェーン?
エクストレイルの雪道性能や雪上走行
は先のシステムで限りなく走行安定性を
維持する機構が備わっています
冬季の雪上路面や凍結路面で
この機構をフル活用するには
それなりの足回りの装備「が必要です
滑る路面をノーマルタイヤで安定性を
保つことは不可能なのです
タイヤには色々な種類がありますが
スタッドレスタイヤに
かなうものはありません
雪国や峠越えなど山間部に
冬場に出向くときは必ず
必要です
折角のエクストレイル機能が
発揮できません
スタッドレスタイヤと
せめてタイヤチェーンの
準備が必要ですね
スタッドレスタイヤについては
こちらの記事を参照ください
ここではタイヤチェーンの種類と
メリット・デメリットを紹介しておきます
参考にしてください
タイヤチェーンは
外れたり 切れたりした
場合に車体に損傷を与えます
タイヤチェーンは
緊急時に使用し
長距離で使用するものではありません
また走行スピードも
高速では耐えられないものです
金属製のチェーンで30km/h程度
硬質ポリウレタン
ゴム製のチェーンで50km/h程度
に設定されている
高速道路では
「タイヤチェーン規制」で
駆動輪へのチェーン装着
全車輪に冬用タイヤを装着
が義務付けとなっており
(関越トンネル)
一方で、関越自動車道の
関越トンネルでは
金属製チェーンを
装着しての走行が禁止されており
一部の非金属製の
チェーンのみが使用可能となっている
以下チェーン種類について
紹介します
金属チェーン
■ハシゴ型・・・(2本)2,000円程度~
鎖をハシゴ状にした構造で
前後方向のグリップ性能に優れる
■亀甲型・・・(2本)2,000円程度~
鎖を部材としているが
進行方向に対して縦方向と
斜め方向を組み合わせて
亀甲型の構造となっている
金属チェーンの主流となりつつある
前後方向・横方向の
グリップ性能もよく走破性に優れる
非金属チェーン
■ウレタン・・・(2本)3,000円程度~
接地部がウレタンで作られていて
部材が細かい網目状に配置されている
タイヤの接地面を覆う割合が
大きい形状のものほど
振動を抑制でき、且つ制動性能も高い
折りたたみが十分にできないため
収納スペースを大きく取るが
パーツごとに分割できる製品もある
■ゴム・・・(2本)5,000円程度~
接地部がゴムで
部材が細かい網目状に配置されている
厳しい圧雪以外で総合的に優秀な性能を示す
「かぶせるだけ」の単純な装着であるが
ある程度は腕力を必要とする
面積が大きい分だけ
収納スペースを大きく取る
金属チェーンに比べると高価
■布・・・(2本)2,000円程度~
タイヤソックス
タイヤストッキングともいわれ
特殊な繊維で織られた布を
タイヤの接地面全体に被せる物が主流
大手自動車会社も
純正品として取り扱いを始めている
他のタイプに比べると着脱が容易で
折りたたんでコンパクトに収納でき
騒音と振動も少ないという利点がある
アスファルト路面などで
布繊維傷めてしまう
グリップ・耐久性は
他に比べ大幅に劣る
緊急時など短期的な用途向きで
雪国向きではない
(出典:イラストAC)
タイヤチェーンには
種類があります
基本的には緊急用として
考えておくことが大事です
局地的に短時間・短距離で
使用するものです
安心なのはやはり
スタッドレスタイヤです
最後までご覧いただき
ありがとうございました
(出典:日産HP)