カローラ クロス/プリウス/エクストレイル荷室を比較【車中泊】

比較第2弾:カローラクロス、プリウス、旧型エクストレイルなど8車種を比較しています。

今回は、この車種の「荷室のスペース」を比較してみました。

この比較は、下記の比較対象車のとおり、SUVでHYBRID(2WD)に準じた車種に限定しています。

よって、SUVでもガソリン車、ディーゼル車、EV車、4WD、AWD等は除いています。

なお、プリウスはSUVに分類されませんがHYBRIDとしての比較(特に、モーター性能等)をするために比較対象としています。

買い替えや新規購入を検討されている方で「車中泊」「キャンプ」「スポーツ」などでラゲッジの広さが心配な方に役立つ情報だと思います。

新型エクストレイル(T33)の公表されていない情報も含まれていますので最後までご覧ください。

本記事は、次の内容で構成しています。

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カローラ クロス、プリウスなどとの大きさの違い!

新型エクストレイル(T33型)に対して下記の車種で比較しています。

(比較対象車)

① 旧型X-TRAIL 20Xi(T32型)

② (HONDA)CR-V EX

③ (TOYOTA)PRIUS S

④ (TOYOTA)COROLLA CROSS

⑤ (MAZDA)MX-30  G

⑥ (TOYOTA)C-HR  S

⑦ (TOYOTA)YARIS CROSS X

⑧ (TOYOTA)RAIZE G

【各車種の基本データ】 ※価格は税込表示

 比較番号 新型
車種名 X-TRAIL S(T33)      X-TRAIL 20Xi (T32) CR-V EX PRIUS E COROLLA CROSS G MX-30 G C-HR S YARIS CROSS X RIZE G
価格(千円) 3,198.8 3,161.4 3,925.9 2,597.0 2,590.0 2,420.0 2,755.0 2,284.0 2,163.0
総排気量 (L) 1,497 1,997 1,993 1,797 1,797 1,997 1,797 1,490 1,196
全長 (mm) 4660 4690 4605 4575 4490 4395 4385 4180 3995
全幅 (mm) 1840 1820 1855 1760 1825 1795 1795 1765 1695
全高 (mm) 1720 1730 1680 1470 1620 1550 1550 1590 1620
室内長(mm) 1980 2005 1970 2110 1800 1835 1800 1845 1955
室内幅(mm) 1540 1535 1550 1490 1505 1500 1455 1430 1420
室内高(mm) 1255 1270 1230 1195 1260 1205 1210 1205 1250
みかけ容積(m3) 3.826 3.908 3.755 3.756 3.413 3.316 3.168 3.179 3.470
ホイールベース(mm) 2705 2705 2660 2700 2640 2655 2640 2560 2525

新型エクストレイル(T33)は、旧型(T32)に比べて外寸の長さや高さがデータ的にも小ぶりになったようですが、幅は2㎝大きくなっています。

長さ、高さは小ぶりになっても、室内のみかけ容積は3,826㎥を維持してダントツに広い容積を誇っています。

総排気量は、1.5Lとなりましたが、全体的なガタイはそれほど小さくなっていません。

ご覧のとおり、比較車種の中ではトップの大きいサイズを維持しています。

次は、本題の荷室サイズの比較です。

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新型エクストレイル(T33型)の荷室の広さを比較!

(日産エクストレイル NISSAN HP)

下図は、新型エクストレイル(T33)を中心に時計回りに

⓵旧型X-TRAIL (T32型)、②~⑧のライバル車種を配して比較した図です。

それぞれのラゲッジ形状を比較してご覧ください。

この後に、各車種ごとのラゲッジ寸法を記載しています。

<後面スタイル>

<荷室スタイル>

注)旧型エクストレイル20X・20Xi系には、4:2:4分割可倒式セカンドシートが採用されています。(画像は20S系の6:4分割式です)

ホイールハウスのサイズも少し小ぶりなっているような・・・。

ラゲッジ最後部の立ち上がりが少なく他車と比べても荷物の出し入れがしやすそうですね。

では、ラゲッジの広さ寸法はどうなのでしょうか?

下図は、各車種ごとの寸法を比較しています。

【ラゲッジサイズ】

比較番号 車種名 荷室寸法  (㎜)   荷室容量 (L) 
長さ 高さ
採寸方法  最少-最大
新型 X-TRAIL(T33) 951-1,821 1,096-1,326 841 575    
(旧) X-TRAIL(T32) 910-1,860 1,060-1,305 845 565
Honda CR-V 950-1,830  1,050 995 499-1,061
PRIUS 890-1,695    935-1,390 715 502-1,558
COROLLA CROSS 849-1,885    947-1,369 957 487- 991
Mazda MX-30 800-1,700  1,000 764 400-1,171
C-HR 770-1,825    960-1,400 650 318-1,112
YARIS CROSS 820-1,740 1,000-1,400 732 390-1,102
RAIZE 755-1,440 1,000-1,240 740 369- 386

長さ:5人乗り時と2人乗り時の荷室の長さ
幅 :ホイールハウス間の幅とホイールハウスを除く幅
高さ:アンダートレイの最低部から天井までの最大高さ
容量:5人乗り時と2人乗り時のラゲッジ容量(アンダートレイ容量含む)
一部数値のない車種:データが公表されていないため未記載

新型エクストレイル(T33型)は、旧型エクストレイル(T32型)と比較すると

タイヤハウスが小ぶりになってタイヤハウス間の幅が41㎜広く使えます。

また、室内幅は5㎜だけ広がりましたが、荷室の幅は36㎜~21㎜広く使えるようになりました。

ラゲッジの最長寸法は、RAIZEを除いた車種は「1,695㎜~1,885㎜」で車中泊もできそうです。

エクストレイル新型(T33型)の最大長は、1,821㎜の長さがあってカローラクロス・CR-V・C-HRに次いで長く足が延ばせそうです。

荷室容量では、比較車種トップ(5人乗り時)の容量(575L)があって、車中泊をしながらのアクティビティが楽しめそうです。

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荷室を活かしてスポーツ・キャンプを楽しめるe-4ORCEの特徴抜粋

(日産エクストレイル新型 HP)

本記事は、2WDにした比較ですが、新型エクストレイル(T33)は、2WD以外に注目の4WD(e-4ORCE)車種が投入されています。

それは、まさに電気で走る4WDの新体感。

これまでの4WDは、雪道や未舗装路などで主に発揮される機能でした。

これに対して、e-4ORCEは、日常からアウトドアまですべてのシーンで「走る・曲がる・止まる」性能を飛躍的に向上させています。

それが、前後2つのモーターと4輪のブレーキを瞬間的に統合制御。

その思ったとおりに曲がれるスムースなドライビングと、高級セダンのような上質な快適性は、かつてない電気で走る4WDの新体感です。

日常の街走りは上質で快適な乗り心地で、雪上や未舗装では路面状況に瞬時に対応できる四輪駆動によって力強くスムーズな運転性能を感じることができるようになっています。

前後2つのモーターと4輪のブレーキを瞬間的に統合制御の特徴を3つ紹介

(日産エクストレイル新型 HP)

1)安定した乗り心地

前後の揺れを抑制して上質な乗り心地に!

2つのモーターが前後の駆動力と回生ブレーキを絶妙に制御し、前のめりになる不快な揺れを抑制

信号や渋滞の多い市街地で、高級セダンから乗り換えても上質だと感じる乗り心地

(日産エクストレイル新型 HP)

2)思い通りのハンドリング

曲がりやすいように駆動力とブレーキを統合制御!

路面状況やドライビングによって刻々と変化する4輪の接地荷重に応じてタイヤのグリップ力を最大限に発揮できるよう、電気の力で前後のトルク配分と4輪のブレーキを統合制御します。

これにより、人間の感覚をはるかに超える瞬間的な速さで緻密に車体をコントロール。

カーブでアクセルを踏んでも外に膨らみにくく、これまで以上に思い通りのハンドリングができます。

(日産エクストレイル新型 HP)

3)スリップ制御で高い安心感

雪道でもしっかりとクルマをコントロール!

氷結路や雪道などを運転するときには、熟練ドライバーでも緊張を感じるものです。

e-4ORCEは、モーターのトルクとブレーキを瞬間的に緻密に駆動制御するためクルマの動きを安定させることができます。

これにより、滑りやすい路面でアクセルを操作した場合でも、トルクを最適に制御することでドライバーはしっかりとクルマをコントロールできます。

駆動制御は次のとおり。

<前後駆動力配分制御>

前輪がスリップして車両が想定ラインよりも膨らむ場合、後輪側へ配分し適正位置を維持します。

滑りやすい路面で前後輪のスリップ傾向を検知して、滑っていない方のタイヤに駆動力を配分することで加速性を維持しながら安定した走行ができます。

(日産エクストレイル新型 HP)

後輪がスリップして車両がスピンしそうな場合、前輪側へ配分し、安定してコーナーを走行できます。

(日産エクストレイル新型 HP)

<四輪統合駆動力制御>

タイヤスリップが収まらない場合は、さらにトルクダウン(TCS)を行い急激な変化を抑えます。

滑りやすい路面でタイヤが滑る前にトルクダウンを行うことでタイヤスリップを抑えます。

(日産エクストレイル新型 HP)

e-4ORCEは、上記のように危険な路面走行で四輪に緻密な制御をかけることで安全に安心して運転ができます。

e-4ORCEでは、出かける地域も広くなって、春夏秋冬一年間どこでも楽しめる車といえます。

キャンプ・スキー・ボード・サーフィンなどあらゆる趣味に活かせます。

車中泊をしながら、全国めぐりを一年かけて楽しまそうです。

e-4ORCEは少し高額になりますが、日産エクストレイルを存分に楽しみたおせる一台であることに間違いありません。

(日産エクストレイル新型 HP)

(参考)日産エクストレイル新型(T33)荷室寸法等入手元

下記は、日産自動車お客さま相談室よりいただいたバゲッジ寸法の回答内容です。

***********************************

<以下、日産自動車お客さま相談室より>

お問い合わせいただきました、荷室サイズにつきまして、回答いたします。

なお、室内寸法は社内測定値となり、個体差や、車両姿勢により異なる場合がございます。

参考値としてご参照いただきますようお願い申し上げます。

【T33型エクストレイル】

<奥行>

・2列目シートをスライドした場合のラゲッジルーム荷室長:

→2列目を最前端にスライドした場合:約1,176mm

→2列目を最後端にスライドさせた場合:約951mm

・シートを折りたたんだ場合のラゲッジルーム荷室長

→2列シート車:2列目折りたたみ時、約1,821mm

→3列シート車:2列目・3列目折りたたみ時…約1,821mm / 3列目折りたたみ時…約951mm

<幅>

・ラゲッジルーム荷室幅(凸部タイヤホイール間):約1,096mm

・ラゲッジルーム荷室幅(最大):約1,326mm

<高さ>

・ラゲッジルーム荷室高(標準時):2列シート車、約841mm / 3列シート車、約830mm

<容量(VDA方式)>

・2列シート車:575L「560L」

・3列シート車:140L

「」は、電源ソケット(AV100V/1500W)を装着した場合の数値です

***********************************

お客様相談室より上記の回答をいただき記載しています。

(日産エクストレイル新型 HP)

今回、カローラクロスやプリウスとの荷室の広さを比較してみました。

いかがでしたでしょうか。

購入検討の参考にしていただければ幸いです。

ぜひ一度、試乗されてはいかがでしょう。

広さを実感していただけます。

最後までご覧いただきありがとうございました。

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