(出典:日産HP)
新型エクストレイル
話題の特別仕様車「Xi」を
詳しく紹介します
メーカーカタログを見ていても
わたしが良く理解できないので
内容も分解しながら
現車や使用実態から
良いとこ悪いとこを
掲載していきます
まず
比較している対象グレードは
●「X」グレード
●「HYBRID Xi」グレード
いずれも「4WD」で行っています
Contents
SUV新型エクストレイル 20Xi・HYBRID Xi 比較
新型エクストレイル
Xi・HYBRID Xi の装備
(出典:日産HP)
「X」グレードの装備と比較すると
下記のような装備が増設されています
“Xiの装備”
Xi の主な標準装備です
( X には無い装備)
・LEDヘッドランプ
・インテリジェントオートライトシステム
・フォグランプ
(出典:日産HP 上セット)
・プロパイロット
・オートブレーキホールド
・インテリジェントLI(車線逸脱防止)
・BSW(後側方車両検知警報)
・RCTA(後退時車両検知警報)
・ハイビームアシスト
(出典:日産HP 上セット)
・インテリジェント アラウンドビューモニター
・インテリジェント ルームミラー
(出典:日産HP)
“HYBRIDのみの特徴的装備”
(さらに Xi には無い装備)
■ハイブリッド専用エンブレム
車体前席ドア側面・後部に設置されます
■車両接近通報装置
車両接近通報装置は低速走行中に
車両が接近していることを
音で歩行者に知らせるシステムです
HYBRIDが静かなため傍に来ても
気づかないことから知らせるようにしています
(出典:日産HP)
■17インチアルミホイール&タイヤ
特徴的なのは、20X・20Xi は18インチが標準装備なのですが
HYBRID X・Xi にはこの17インチが標準装備となっています
17インチ・18インチの乗り心地が選ぶポイントのひとつにもなりますね
(出典:日産HP)
■ドアロアクロームモール
HYBRIDのボディサイド下部に
キラリと輝くドアロアクロームモールを標準装備しています
(イメージ図)
このように見ていくと
HYBRIDの装備は万全ですね
特に安全装備が充実していますよね
次に価格の比較をしていきます
SUV新型エクストレイル 20Xi 先進予防安全装備
ここではエクストレイル20Xiが装備する
安全装備を知りましょう
(出典:日産HP)
最近、高齢者の
踏み間違いや逆走など
考えられない事故が起こっています
いままで見られなかった事故ですが
なぜこんなに発生するのか不思議です
安全装備は任意保険の割引の高低にも影響します
できる限り高度な安全装備になっている
ものと思います
標準グレードの「20X」との比較で
「X」に標準装備されていない安全装備を
紹介します
(出典:日産HP)
先進の運転支援システムとして
一言でいうと
前後のカメラや
フロント&バックソナーによって
四方の安全と踏み間違いによる
衝突防止などを支援アシストしています
四方の見る目を備えたということでしょう
本来オプションであった装備を
標準で付けたのが特別仕様車「Xi」なのです
では、どのような装備になっているのか
イメージ図とも合わせてみていきます
安全対策として
全体の装備を理解していただくために
全グレードに標準装備されているものは
「赤字」で記載しました
■ 前方運転支援
●プロパイロット
●インテリジェント エマージェンシーブレーキ(全車標準)
●ハイビームアシスト
(出典:日産HP)
■ 側方運転支援
●インテリジェント LI(車線逸脱防止支援システム)
●LDW(車線逸脱警報)(全車標準)
●BSW(後側方車両検知警報)
(出典:日産HP)
■ 後方運転支援
●RCTA(後退時車両検知警報)
●インテリジェント ルームミラー
(出典:日産HP)
■ 低車速域の運転支援
●インテリジェント アラウンドビューモニター(移動物 検知機能付)
●インテリジェント パーキングアシスト(駐車支援システム) [MP]
●踏み間違い衝突防止アシスト(全車標準)
(出典:日産HP)
■ その他
●進入禁止標識検知(全車標準)
●インテリジェント DA(ふらつき警報) [MP]
(出典:日産HP)
“主な装備説明”
次は装備でも重要なものを
説明します
記事中の
・「青字」:Xi のみ標準装備
・「ピンク字」:オプション装備
・「赤字」:全グレードで標準装備
となっています
◆インテリジェント アラウンドビューモニター(移動物 検知機能付)
(出典:日産HP)
映像をナビ画面または
インテリジェント ルームミラーに
4つの方法で映し出し
駐車をサポートします
◆インテリジェント ルームミラー
(出典:日産HP)
インテリジェント ルームミラーは
車両後部のカメラ映像を
ミラー面に映し出すシステムです
車内の後部座席超しに
ミラーに映すのでありません
車内や天候に影響されないで
後方の状況が分かります
◆インテリジェント パーキングアシスト(駐車支援システム) [MP]
(出典:日産HP)
駐車枠の指定によって
自動でハンドル操作を行い
駐車枠に駐車をさせます
車庫入れ、縦列駐車にも対応
(出典:日産HP)
自動駐車セッティングは
簡単な操作「カメラボタン」を押すだけです
◆ハイビームアシスト
(出典:日産HP)
前方カメラで先行車や対向車のライト
道路周辺の明るさを検知して
自動でビームをon・offさせます
夜間の安心ドライブをサポート。
●ハイビームで歩行者などを早く発見できます。
●手動による切り替えのわずらわしさがありません。
●ロービームへの切り替え忘れで周囲に迷惑をかけません。
◆インテリジェントオートライトシステム
夕方など暗くなってきたとき
ライトが点灯するシステムです
ワイパー作動時にも連動しています
安全のため早めに車両を
認識してもらうためです
◆インテリジェント エマージェンシーブレーキ(全車標準)
(出典:日産HP)
フロントカメラで車両や歩行者を検知
近づきすぎると警告表示とブザーで
運転者に回避操作を促すシステムです
万が一 減速できなかった時
自動的に緊急ブレーキとなって
衝突回避します
◆踏み間違い衝突防止アシスト(全車標準)
前進・後退の踏み間違い衝突回避します
壁やコンビニのガラスも認識してくれる
優れモノです
(出典:日産HP)
◆インテリジェント LI(車線逸脱防止支援システム)
(出典:日産HP)
LDW(車線逸脱警報)(全車標準)は
走行車線を逸脱しそうな時
メーター内ディスプレイで
警告表示とブザーで知らせ
さらに、インテリジェント LIが
車線内へ戻す力を発生させ
クルマを車線内に戻す操作を促します
◆進入禁止標識検知(全車標準)
(出典:日産HP)
フロントカメラで
車両進入禁止標識を認識し
逆走をドライバーに知らせます
◆インテリジェント DA(ふらつき警報) [MP]
(出典:日産HP)
ハンドル操作で注意力の低下と
判断したときに
ドライバーに休憩を促します
◆BSW(後側方車両検知警報)
◆RCTA(後退時車両検知警報)
(出典:日産HP)
車両後部の左右のレーダーで
左右側面からの車両
後方を横切る車両
を検知して注意を促します
駐車場からバックで
道路や歩道に出るとき安心です
◆ABS(全車標準)
(アンチロックブレーキシステム)
+EBD(電子制御制動力配分システム)
+ブレーキアシスト
◆VDC(全車標準)
ビークルダイナミクスコントロール
キャンセルスイッチ〔TCS機能含む〕
(出典:日産HP)
「ABS」は
タイヤのロックを起こりにくくしながら
ブレーキングできるように働き
「VDC」は
滑りやすい路面やコーナリング
障害物を回避での横滑りを軽減
車両の安定性を高める働きをします
最近の車は
至れり尽くせりで
スゴイ装備となっています
もうすぐ
自動運転が可能になりそうな勢いです
ここまで
エクストレイルの 20Xi・HYBRID Xi で
装備の違いを見てきました
(出典:日産HP)
特別仕様車として特別装備されている内容は
この先々を考えると必要な装備であることは
間違いないと思います
しかし反面
価格的とその装備で
「Xi」やHYBRIDの必要性の
判断をしなければなりません
つぎは価格についてみていきましょう!
SUV新型エクストレイル 20Xi 価格はお値打ち?
「X」4WD 2,755,080円
「Xi」4WD 3,009,960円
「HYBRID Xi」4WD 3,277,800円
(出典:日産HP)
基本ベースグレードで
いずれも2列5人乗りで比較
「X」との差額は 25.5万円「Xi 」が高い
「HYBRID Xi」との差は 26.8万円「Xi 」が安い
この違いに納得できるのか
その内容をみてみました
「X」との差 25.5万円は
先述のとおり装備品の充実によるものです
エクストレイル Xi 装備はお買い得
(出典:日産HP)
〈装備追加シュミレーション結果〉
「X」4WD 2,755,080円に
特別仕様の装備を
バラで追加したときの価格を
シュミレーションしてみました
追加装備品の合計:425,520円
装備詳細はこちらの記事に記載
「X」に追加装備した合計額
増設装備合計 3,180,600 円
「Xi」4WD 価格 3,009,960円
約17.1万円がお得になるようです
OP値引きもここまではないので
この追加装備が必要な方は
「Xi」装備で買う方がお得になります
(出典:日産HP)
エクストレイル HYBRID Xi 燃費次第で手中に
次に
「HYBRID Xi」との差 26.8万円は
エンジン+バッテリーとなります
「HYBRID Xi」と「Xi」の
装備は同じですが
差 26.8万円をどう考えるかです
一点、防水ラゲッジボードなどは
HYBRIDには付けられません
(出典:日産HP)
まず注目すべきは
◆「エコ減税・自動車税減税」で
いくら安くできるか
≒8.85万円の減税
あとは
179,500円を賄えるかです
◆燃費の違いで試算してみます
エクストレイルの
ガソリンとHYBRIDの燃費
(出典:日産HP)
前者がガソリン
後者がHYBRID
で表示しています
(燃費調査数値)
高速道実燃費 16.3km/Lに対し18.7km/L
市街実燃費 10.6km/Lに対し11.8km/L
郊外実燃費 11.7km/Lに対し14.7km/L
平均実燃費 12.6km/Lに対し15.3km/L
HYBRIDが平均実燃費 2.7km/L
ガソリンに勝っています
ガソリン価格 145円/Lとすると
179,500円÷145円/L ≒ 1,238L
1,238L×2.7㎞/L ≒ 3,350㎞
ガソリン価格によりますが
3,350㎞走れば差額が取れそうです
エクストレイル Xi 装備が必要で
Xi を購入できるならばお値打ちですし
HYBRID Xi を買うのも
お値打ちのようです
(出典:日産HP)
SUV新型エクストレイル 20Xi 完成検査問題から巻き返せるか
まずこの図をご覧ください
エクストレイル過去3か年の
月別の販売台数をグラフ化
したものです
(出典:自販連データ加工)
2017年6月に現行車種に
マイナーチェンジされました
さぁ~これから反動をつけてと
好調な販売に拍車をかける
タイミングであったと思います
しかし、その3か月後の9月に
完成検査問題が発覚し
翌月の10月にはリコールとなって
最悪の販売台数に落ち込んでいます
その後徐々に巻き返してきて
翌年2018年3月には
2016年の販売台数に並ぶ
ところまで回復してきています
(出典:日産HP)
しかしその後の6ヶ月は
前年をクリアできずに推移して
11月には
ゴーン会長逮捕となっています
12月の販売台数は未定数
で入力していますが
少なからず影響が
でていると思われます
2019年はゴーン会長の
司法判断内容によっては
判断時期に再度マイナーチェンジが
行われる可能性は大きいと思われます
(出典:日産HP)
2019年1月と思っていましたが
最低でも半年はズレ込むと思われます
2019年夏でしょうか
そこで日産の巻き返しが
再スタートされ勢いが
でてくると思います
日産ガンバレです
本日も最後まで読んでいただき
ありがとうございました
(出典:日産HP)