こんにちは
お越しいただき
ありがとうございます
(出典元:https://www3.nissan.co.jp)
ここではエクストレイルの
ハイブリッド車に係る
故障や不具合の情報
リコール情報など
新車・中古車に限らず
注意しながら検討されますよう
参考になれば幸いです
Contents
エクストレイル ハイブリッドのリコール情報
エクストレイルハイブリッド車の
故障等でリコール対象となった内容を
国土交通省が公表されている内容から
取りまとめましたので参考にしてください
電子システムなどに係るリコール
エクストレイルハイブリッドの
中古車をお考えの方は注意が必要です
(VDC制御の走行安定性)
(出典元:https://www3.nissan.co.jp)
◆2016年12月16日リコール
ABSアクチュエータにおいて、
ギヤポンプ内部のオイルシール成形時の
温度管理が不適切なため
オイルシールの硬度が低くなっているものがある。
そのため、オイルシールにブレーキ液が
浸透してシール性能が低下し、
そのまま使用を続けると、
ブレーキ液がアクチュエータ内部に漏れ、
電気基板に浸入するとシステム異常となり
ABSおよびVDC警告灯が
点灯して機能が停止し
最悪の場合、電気回路がショートして
火災に至るおそれがある。
→全車両、ABSアクチュエータの
製造番号を確認し対象の場合は
当該ABSアクチュエータを
良品と交換する。
制作期間:2015年04月20日 ~
2015年12月03日
対象台数:18,118台
型式:DAA-HNT32
車体番号:HNT32-100029 ~
HNT32-116113
型式:DAA-HT32
車体番号:HT32-100101 ~
HT32-103535
(ハイブリッドシステム)
(出典元:https://www3.nissan.co.jp)
◆2016年04月15日リコール
バックドアのガス封入式ステーにおいて、外筒のエンドキャップ部の塗装が不適切なため、早期に腐食するもの
→全車両、当該ガス封入式ステーを対策品と交換する。
制作期間:2009年04月13日 ~
2016年03月08日
対象台数:727,012台
型式:DAA-HNT32
車体番号:HNT32-100117 ~
HNT32-118505
型式:DAA-HT32
車体番号:HT32-100112 ~
HT32-103961
(ガスステー)
(出典元:https://www3.nissan.co.jp)
◆2015/09/10 リコール
①ハイブリッド車のリチウムイオンバッテリにおいて、バッテリコントローラに接続するハーネスの検査方法が不適切なため、コネクタ端子の隙間が広くなったものがあります。そのため、そのまま使用を続けると、走行中の振動等により当該コネクタが接触不良となり、最悪の場合、走行中にエンジン及びモータが停止し、走行不能となるおそれがあります。
→全車両、当該リチウムイオンバッテリを良品と交換する。
②ハイブリッド車のCVT制御コンピュータにおいて、プログラムが不適切なため、減速によるEVモード移行後に極低速走行を継続した場合、モータとCVT間の動力伝達に異常があると誤判定することがあり、警告灯が点灯してモータが停止し、走行不能となるおそれがります。
→全車両、当該CVT制御コンピュータを対策プログラムに修正する
対象内容
制作期間:2015年04月20日 ~
2015年08月18日
対象台数:9,759台
型式:DAA-HNT32
車体番号:HNT32-100029 ~
HNT32-108579
型式:DAA-HT32
車体番号:HT32-100101 ~
HT32-101386
(型式別のリコール台数)
(出典元:https://www.nissan.co.jpリコール関連情報より)
◆下図は①②不具合部位・原因等の説明
(出典元:https://www.nissan.co.jpリコール関連情報より)
ハイブリッド車の不具合は
2015年に集中して発生していて
次の対処を施しています
◆バックドアガス封入式ステー交換
◆ABSアクチュエータ交換
◆リチュウムイオンバッテリーの交換
◆CVT制御のプログラム修正
が行われています
完了検査不適合に係るリコール
2015年2016年以降は
完了検査問題でのリコールで
対象車車両の点検を行っています
以下は完了検査不適合に係るリコールです
ハイブリッド車のみ
リコールを抽出しています
完成検査で
安全環境性能法規(保安基準)不適合
→全車両、指定整備工場において
自動車検査員による点検を行い
安全環境性能法規(保安基準)に
関する不具合が認められた場合は是正する
(ハイブリッドシステム)
(出典元:https://www3.nissan.co.jp)
以下、3回のリコール時期と車両
◆2018年06月29日リコール
制作期間:2003年12月18日 ~
2016年09月16日
対象台数:580台
型式:DAA-HNT32
車体番号:HNT32-100121 ~
HNT32-126004
型式:DAA-HT32
車体番号: HT32-103435 ~
HT32-107779
◆2017年10月25日リコール
制作期間:2017年02月10日 ~
2017年10月18日
対象台数:38,664台
型式:DAA-HT32
車体番号:HT32-150407 ~
HT32-151942
型式:DAA-HNT32
車体番号:HNT32-160025 ~
HNT32-165436
◆2017年10月06日リコール
制作期間:2009年03月16日 ~
2017年09月19日
対象台数: 1,104,296台
型式:DAA-HT32
車体番号:HT32-100101 ~
HT32-151594
型式:DAA-HNT32
車体番号:HNT32-100029 ~
HNT32-164575
(出典元:https://www3.nissan.co.jp)
その他のリコールでは
ハイブリッド車は含まれていません
◆2018年03月30日リコール
ハイブリッドなし
助手席側のエアバッグの
インフレータ(膨張装置)において
ガス発生剤の吸湿防止が不適切
1年間のエクストレイル故障不具合届出情報
2018年(平成30年)1年間の
エクストレイル全体に係る不具合を
国土交通省に報告されている内容です
16件の不具合報告があった内
7件がハイブリッド車での不具合でした
(2018年、国交省に届けられた不具合)
(出典元:http://carinf.mlit.go.jp不具合情報より)
日産エクストレイルの
ハイブリッド投入は
2015年4月から始まっています
2015年頃の製造車両での
電子制御等に係る不具合による
リコールに発展したわけです
国交省の届出には2017年登録の
車両でも同様の不具合が起こっています
不具合車両の型式が初年度登録
しているのか分からないこともあります
新車・中古車に限らず
購入時にはリコール対象車の確認を
ディーラーにとる必要があります
完全な改善はまだまだ道半ばといえます
次に2018年届出のハイブリッド車の
7例を抽出していますので
参考にしてください
(ハイブリッドPower比較)
(出典元:https://www3.nissan.co.jp)
2018年ハイブリッド不具合報告
7件の不具合報告内容です
(上図よりハイブリッド抽出)
初度登録:2016年05月
走行距離:31,000 Km
エンジン:DAA-HNT32 MR20-RM31
不具合装置:動力伝達
不具合要約:
CVT(無段変速機)の不良により
ハイブリッドシステム警告灯が点灯し
右折待ちの状態で走行不能になった
初度登録:2017年04月
走行距離:不明
エンジン:DAA-HNT32 MR20-RM31
不具合装置:動力伝達
不具合要約:
右折発進時、出だしのタイミングが
毎回異なり、著しく出足が遅いことが有る
初度登録:2017年06月
走行距離:6,500 Km
エンジン:DAA-HNT32 MR20-RM31
不具合装置:動力伝達2018年5月
不具合要約:
ドライブインの駐車場に止めた際
フロントより煙、電線の焼けるような
異臭があたりに漂った
初度登録:2015年05月
走行距離:18,000 Km
エンジン:DAA-HNT32 MR20-RM31
不具合装置:動力伝達
不具合要約:
主にEVモードでの停止状態から
発進する際、アクセルペダルを踏み込んでも発進せず
「ドン」という蹴られたような
強い衝撃と共に急発進し追突の危険性がある
(出典元:https://www3.nissan.co.jp)
初度登録:不明
走行距離:31,000 Km
エンジン:DAA-HNT32 MR20-RM31
不具合装置:動力伝達
不具合要約:
発進時及び走行中、キュッと異音がする
一年前に動力系を交換したが交換後も再発した
初度登録:2015年09月
走行距離:25,000 Km
エンジン:DAA-HNT32 MR20-RM31
不具合装置:動力伝達不明
不具合要約:
ミッション・モーター接続不良により
加速が不安定になる
初度登録:2017年11月
走行距離:1,000 Km(購入後1か月程度)
エンジン:DAA-HT32 MR20-RM31
不具合装置:動力伝達
不具合要約:
モーター走行からエンジン走行に
変わる際に「キュー」という不快な異常音がなる
以上のようにエクストレイル
ハイブリッド車の故障や不具合が
起こっています
(出典元:https://www3.nissan.co.jp)
日産エクストレイルの
ハイブリッド化に着手した間際の
不具合であって
今後、日産のEV技術による
電子制御課題が解決に進めば
自動運転が完成されることになると
期待しながら記載しました
いかがでしたでしょうか
最後までご覧いただき
ありがとうございました
(出典元:https://www.ac-illust.com/)